保守点検のITトレンド(AR)

   

今年はVR/AR元年と言われ、今後はビジネスユースでもARの普及が進むことが予想されます。
ARの市場規模は非常に大きいと予想されています。特にARに対応したメガネ型のグラスが
国内各社から発売されています。
 エプソンのMOVERIO
  http://www.epson.jp/products/moverio/bt300special/
 ブラザーのWD-200A
  http://www.brother.co.jp/product/hmd/wd200a/index.htm
 ソニーのSmartEyeglass
  http://developer.sonymobile.com/ja/smarteyeglass/
また、メガネメーカーであるJINS、メガネスーパーなど製造業以外でも参入が相次いでいます。
ビジネスユースの活用用途としては製造業が中心になるかと思いますが
 ・保守点検
   現在見ている設備機器に点検項目の情報を重ねたり、現在の様々な稼働情報を提供したり
   マニュアルも閲覧することができます。メガネをかけるだけでタブレット等を持つ必要が
   ないので両手をふさがれることもありません。
 ・製造現場
   製造現場において指示書を見たり等を別の端末で見る必要が無くなり動作の無駄が少なく
   なります。結果的に作業効率アップにつながります。
その他用途でも現実の世界に様々な情報を付加することで業務効率アップを図ったり、ヒューマンエラー
の軽減など普及していくことでしょう。

ただ、現時点では課題も幾つかあります。
 ・メガネ型ウェアラブル端末の価格
   まだ10万程度の価格帯なので導入人数が多い場合、相当の初期投資が必要になってしまいます。
   今後は普及に伴い安価になっていくかとは思います。
 ・バッテリー
   ウェアラブル端末もOSを積んでいるので当然ながら電源・バッテリーの問題があります。
   連続何時間程度稼働させるか等を考慮して機種の選定を検討する必要があります。
 ・ネットワーク
   主にWiFiを使うかと思いますが、広域な工場の場合、WiFiが敷設していないとWiFi網を構築する
   ために思わぬ投資が必要になったりします。
   代替え案としてウェアラブル端末に情報を入れておいてオフライン運用という方法もありますが
   主にマニュアルの閲覧等の用途に限られるかと思います。
このように主にメガネ型ウェアラブル端末の本体の問題ですが、この辺りはいずれ解決されていくと
思うので、まずは試行レベルで現場で色々検討していいきながら進めていくとよいでしょう。

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